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今まで私は善人でいたかったんだと思います。 今までずっと、「あーこの人ちょっと苦手かな」と思っても、「でもこういういいとこあるしね」と、苦手だなと思い込まないように気をつけていました。 実際、ちょっと話してみるといい部分が見えたり、「なーんだ」と思うこともしばしばだったり。 でも初めに「ん?」と思った人って、やっぱり時々苦手だなと思う部分が見え隠れしたりします。 直感、というか第一印象ってあるんでしょうかね。 いや、第一印象とまったく違ったって言う人はたくさんいるけれど。 で、やっぱりちょこちょこそういう、苦手部分が見えたりすると、なんとなく自分の中でもやもやが溜まっていったりして、だけど打ち消したりして。 そういう葛藤が時々起こるママ友がいます。 でもその人自身は決して悪い人ではない。 ちょっと時々私と合わない部分がある、それを認める?ことが私にはなかなか大変な作業でもありました。 合わない部分があると認めることは、自分の意地悪な部分なんじゃないかと思ってしまうのです。 だって悪気ないし、他はいい人だし、ちょっと私の考えとか感じ方と合わないだけなのに、 「そういう考えもあるのね」と流すことができずに、切り捨ててしまっているようで。 そういうなんだかくだらないことが頭の片隅にある状況でしばらく暮らしていると、 それに囚われてしまい、その人を本当に苦手に思ってしまう、それもまたいやで、 なんだかぐるぐるしていました。 でもこの前、彼にちょっと話してみました。 これって私にとってちょっとした冒険、というか一大事でした。 冒頭に書いたとおり、私は善人でいたかったようなので、 そういう自分の中のもやもやした部分を見せたくなかったんでしょう。 思い切って話してみたところ、あっさりともやもやが晴れたようでした。 ようでした、と書くあたり、まだ整理し切れてないのですが、 前よりかは前進したなと思います。 苦手だなと思う人は必ずいるんだから、みんなと上手く仲良くやっていくなんて無理なんだから。 そう思うことだってしょうがないことだし、いいなと思う部分を大切にしていけばいい。 そう、二人で話していてアドバイスされ、理解しました。 誰とでも上手くやろうとちょっと無理をしていたのかもしれません。 私自身、高校生からずっと仲良くしている友達が大半なので、狭く深く、が当たり前になっていて、ママ友の独特の軽めの友達づきあいの雰囲気がなかなか馴染めないところもありました。 会社の友達、学生時代からの友達と、ちょっと違うママ友。 仕事を介して、子供を介して、という、他の友達となんら変わりないようですが、微妙なかんじはやっぱりあります。 それを越えても仲良くしていけるお友達はきっといるし、あまり垣根を作らないようにはしたいと思っています。 私自身も無理をせず、これからもあっけらかんと仲良くできるお友達を大切にしていけばいいんだなと思います。 苦手だなと思う部分を持っているお友達とも、「あ、出たよ!(笑)」と笑い飛ばせるくらいの余裕を持って付き合っていける自分も、取り戻さなくては!とも思ってます。
by 2525a5
| 2008-10-06 22:13
| Life
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